前回は「摂取カロリーより消費カロリーを増やすこと」で体重が落ちる仕組みをご紹介しました。
ところが、この条件を満たしていても変化が出ないことがあります。
その背景のひとつが「耐糖能の低下」です。過度な食事制限を重ねることで、糖をうまくエネルギーに変換できなくなり、痩せにくい状態になるのです。
改善のポイントは次の通りです。
・活動代謝量を算出し、その半分を目安に炭水化物を摂る
・徐々に量を増やしながら、最低でも3ヶ月ほど継続する
・1日180g程度のフルーツを取り入れる
このように糖の利用能力を回復させることで、再び減量が進みやすくなります。
次回は「この方法でも痩せにくい場合」に焦点を当てて解説していきます。
